格差の拡大 2016 4 2

 現在、金融緩和と緊縮財政を組み合わせた、
「無謀な経済政策」を行っている国が多いですが、
このような経済運営の結果、どうなるか。
 格差の拡大と社会不安の増大を招きます。
そもそも、超低金利時代に超低金利で資金調達ができるのは、
金持ちや資産家だけです。
 庶民が銀行の窓口に行って、
「お金を貸してくれ」と言ったところで、
銀行は、そう簡単に融資をしてくれません。
 これは、通常金利時代だろうと、
超低金利時代だろうと、基本的に同じです。
 こうした庶民に、お金を貸してくれるのは、
消費者金融か銀行カードローンぐらいなものです。
 しかし、このようなところで、お金を借りると、
超低金利時代にもかかわらず、金利が高いので、
返済が苦しいことになります。
 もう一度書きますが、
超低金利時代に超低金利で資金調達ができるのは、
金持ちや資産家だけです。
 そういうわけで、
金融緩和と緊縮財政を組み合わせた政策は、
結果として、格差の拡大と社会不安の増大を招きます。
 「普通の政府」だったら、
このような事態は避けたいはずです。
 だからこそ、このような経済運営は、
「無謀な経済政策」と言いたくなるのです。
















































































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